2023年 スマホユーザにおすすめのモバイルバッテリー

モバイルバッテリーは、スマートフォンやタブレットなどの携帯機器を外出先で充電するための便利なアイテムです。しかし、どのように選べばいいのでしょうか?今回は、モバイルバッテリーの選び方とおすすめの商品をご紹介していきます!

モバイルバッテリーを選ぶ際のポイント

容量

モバイルバッテリーの選び方のポイントは、主に容量と出力です。容量は、モバイルバッテリーが持つ電力の量で、mAh(ミリアンペア時)という単位で表されます。容量が大きいほど、充電できる回数や時間が長くなります。一般的には、スマートフォンを1回フル充電するのに必要な容量は4,000mAh以上と言われています。

出力

出力は、モバイルバッテリーから携帯機器に送る電力の強さで、W(ワット)という単位で表されます。出力が大きいほど、充電速度が速くなります。急速充電に対応したモデルでは、USB PD(Power Delivery)やQC(Quick Charge)という規格が使われています。USB PDはUSB Type-C端子を使って最大100Wまでの高電力を送ることができる規格で、iPhoneやiPadなどのApple製品におすすめです。QCはAndroid端末に多く採用されている規格で、電圧を変化させて高速充電を実現しています。

その他

モバイルバッテリーを選ぶ際には、他にもサイズや重量、ポート数やケーブルの有無、安全性などもチェックしたいポイントです。サイズや重量は、持ち運びやすさに影響します。容量が大きいほどサイズや重量も増える傾向があるので、自分の用途に合ったバランスを見つけましょう。ポート数やケーブルの有無は、充電する機器の数や種類によって変わります。複数の機器を同時に充電したい場合は、ポート数が多いモデルが便利です。ケーブルが内蔵されている場合は、別途ケーブルを持ち歩く必要がありませんが、対応する端子の種類に注意しましょう。安全性は、発火や爆発などの事故を防ぐために重要です。2019年2月以降に発売されたモバイルバッテリーは、PSEマークという安全基準をクリアしたものだけが販売されています。PSEマークがあれば一定の安全性が期待できますが、使用中や充電中に異常な熱や臭いを感じたらすぐに使用を中止しましょう

必須スペック

モバイルバッテリーってピンキリであるから何を買えばいいか分かりにくい・・・

個人的に必要最低限だと思うスペックを紹介するよ!

スペックに関しては以下の二つで大抵の人は問題ないです。

  1. 容量は5000mAh以上
  2. ポートはUSB TypeA、TypeCの2種類
  3. サイズはスマホの大きさ以内

まず、容量に関して、現在のスマホのバッテリー容量は約4000mAhです。そのため、5000mAh以上あれば大抵のスマホは1回フル充電可能です。

続いて、ポートを2種類持つべき理由としては、さまざまなケースに対応するためです。最近はTypeCのケーブルが主流になりつつある中でなぜTypeAも入れるかというと、まだ普及しきっていないからです。(当たり前ですが・・・)

一つのポートに絞りきってしまうと、ポートが対応しない時、ケーブルを新規で購入しないといけません。なるべく手持ちのケーブルで完結させるためにも複数のポートを持ち合わせているモバイルバッテリーの方が使い勝手が良いという訳です。

では次のせくしょんからモバイルバッテリーを予算別に紹介していきます。

~6000円以内のモバイルバッテリー

Anker PowerCore Fusion 10000

Ankerが提供している充電用コンセント一体型のモバイルバッテリーです。
以下にスペックを記載しておりますが、一番の魅力はなんといっても充電コンセントが一体型となっていることです。従来のモバイルバッテリーは充電するために電源プラグや充電用のケーブルが必要であり、荷物が嵩張るといった問題点がありましたが、こちらのモバイルバッテリーはそれを全て1つに詰め込んでいるためとてもスマートです。

一点だけ欠点があるとすれば、厚みがあることです。コンセントプラグに直接差し込める設計をしている以上、厚みが出てしまうことは仕方ないですがそれを許容できる利便性があるかと思います。

スペック
バッテリー容量:10000mAh
充電ポート:Type A & Type C
最大出力:20W (一般的なモバイルバッテリーと比較して約3倍)
値段:5990円

CIO SMARTCOBY

こちらは入力はUSB typeCで蓄電するものになります。Ankerに比べるとかなり薄いです!
厚みは13mm程度でiPhone14の約1.7倍程度です。

スペック
バッテリー容量:8000mAh
充電ポート:Type A & Type C
最大出力:18W (一般的なモバイルバッテリーと比較して約3倍)
値段:3608円

~10000円以内のモバイルバッテリー

Anker PowerCore III 10000 Wireless

こちらは無線給電機能付きのモバイルバッテリーになります。
厚みは19mmでiPhone14の2.4倍程度で、スマホと重ねて持つ分にもストレスがないです。

ワイヤレス給電に対応しているデバイスをもっていて、スマホ2, 3回充電できるくらいの容量をお探しの方ならコスパもいいため

スペック
バッテリー容量:10000mAh
充電ポート:Type A & Type C & Wireless
最大出力:18W (一般的なモバイルバッテリーと比較して約3倍)
値段:6390円

cheero Power Plus 5 Premium 20000mAh with Power Delivery 60W

日本メーカーで、高出力で3ポート同時給電できる優れものです。
日用使いはもちろんのこと、災害時などでも十分活躍できるかと思います。

スペック
バッテリー容量:20000mAh
充電ポート:Type A & Type C×2
最大出力:60W (一般的なモバイルバッテリーと比較して約10倍)
値段:6980円

まとめ

今回はおすすめのモバイルバッテリーについて記事を書きました。
必要最低限のスペックは満たしつつ、コスパに優れたものを紹介しましたので、ぜひご参考にしてみてください。

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メーカー勤務のエンジニアです。 自分の趣味である、「電気回路」、「ガジェット」「株式投資」、「Python」に関する記事をつらつらと書いています