今回は久々にiPhoneのショートカット機能を使用した便利ツールの紹介です。
みなさん一度は知らない電話番号から電話がかかってきたときに、応答せずに一旦ウェブサイトで電話番号を検索して、素性を明らかにしてから電話に出るといった経験をしたことがあると思います。今回は電話がかかったときに瞬時にその電話番号を調べ、応答すべきかをすぐ判断できる方法をご紹介します。
必要な電話だったとき、自分から折り返すと電話代がかかることもあるため、紹介するツールを活用することでそのような機会損失を低減できます!
ショートカット機能を使用する
iPhoneには「ショートカット」という純正アプリがあります。
このショートカットアプリは非常に便利で、さまざまなことができます。
過去にGPSを用いて家に帰ったらWi-FiをONにし、家を出たらWi-FiをOFFにするショートカットを作成しましたので興味があればお読みください。
電話番号の検索機能もこちらのショートカットアプリで作成していきます。
ショートカット作成方法
ショートカットファイルをダウンロードできますので記事の最後の方にダウンロードリンクを作成しました。必要に応じてダウンロードして使用してください。
以降はご自身で設定する方法を説明します。(ダウンロードしてもいいですが、一度自分で作り方を覚えると色々なことに応用できるのでご自身で一度やってみることをお勧めします)
まずはショートカットアプリを立ち上げます。下図のアイコンのアプリになります。

アプリを開いたら、「ショートカット」タブの右上にある「+」をタップします

ここからショートカットの内容を作成していきます。
ショートカットは下記の要領で作成します。
①スクリーンショットを撮る
②スクリーンショットから電話番号を抽出
③抽出した 電話番号 を検索
まずは、ショートカットのファイル名を変えましょう。
「新規ショートカット」の右にある矢印をタップしてファイル名を変更できます。
次に、「アクションを検索」の欄に「コントロールセンター」と入力し

すると、下図のような設定が出てくると思いますので、こちらを選択します。

青色になっている箇所はユーザが可変の箇所となっていますので、「表示」をタップして「非表示」に変更します。他の設定に関しても同様の作業を行うことで、下図のようなショートカット項目を作成していきます。白い文字の名前で検索をすると選択肢に出てきます。なお、下図ではGoogleで検索としていますが、もちろんSafariでも可能です。

これにてショートカットの内容は作成完了です。
コントロールセンターの設定をする
次に、コントロールセンターの設定をしていきます。コントロールセンターは指をiPhoneの右上に当て下にスワイプしたら出てくるやつです。左上の「+」を押すことでウィジェットの編集が可能です。

画面下側の「コントロールを追加」をタップしてアイコンを追加していきます。

たくさん選択肢が出てくると思いますが、下の方にスワイプすると、「ショートカット」アプリの項目が出てきます。

そして、選択をタップし、先ほど作成したファイルを選択します。これにて設定が完了です。

ショートカットが使いやすいように、僕は右上にアイコンを設置しました。

使い方
最後に使い方です。iPhoneを使用している場合でも使用していない場合でもどちらでも構いませんが、電話が来たときに画面右上を下方向にスワイプして設定したショートカットをタップすれば自動で電話番号を検索してくれます。

Googleで検索した結果が表示されますので、電話相手の素性がわかったら、画面左上の電話マークをタップすることで電話に出ることができます!

ダウンロードリンク配布
今回作成したショートカットは配布も可能ですので、
icloudにて共有リンクを作成しました。
https://www.icloud.com/shortcuts/9e980e6465bb4054a70adaa99e4c13f2
こちらをダウンロードしていただき、必要に応じて自分好みにカスタマイズしてみてください!
電話がかかってきたときに瞬時に電話番号を検索したい