【歩くだけで稼げるNFT】STEPN

今回は初めてアプリを紹介する記事となります。最近流行りのNFTをご存知でしょうか?
NFTはNon-Fungible Tokenの略であり、日本語で「非代替性トークン」という意味を持ちます。これは、ブロックチェーンのデジタル技術を用いた資産と言い換えることができます。

そもそもブロックチェーンって何?ってなる方も多いと思いますが、簡単にいうと、取引記録をさまざまなネットワークに分散させることにより改ざんができないようにする技術です。

STEPNとは

STEPNというアプリでは、スニーカーが非代替性トークンとなります。スニーカーNFTを購入して、アプリ上でスニーカーを履き、歩いたり走ったりすることで報酬として仮想通貨(トークン)を獲得できるような仕組みとなっています。

STEPNは、Solanaというブロックチェーンプラットフォームに基づいて開発されたアプリで、Yawn Rongという中国人の方を筆頭として運営されています。

STEPN提供の目的は、「何百万人もの人々を健康的なライフスタイルに導き、Web3.0につなげ、気候変動と戦うこと」です。Web3.0とは、分散型インターネットという意味(間違っていたらすみません)で、現在のNFTを使ったものと解釈できます。

ゲーム感覚で仮想通貨を始められるサービスなので、仮想通貨に対するハードルが下がることから、今後人気が出そうです!

ゲームモードの種類

このアプリには、3つのモードがありますので、一つずつ順に紹介していきます。

ソロモード

おそらく一番使われるモードになります。
ユーザが移動することにより、トークンを獲得します。
トークンの獲得量は以下の2つの要因で決定されるようです。
・ユーザの歩行/走行
・スニーカーのレベル/属性

また、このモードにはデイリーエナジーキャップとデイリートークンキャップの両方があり、ユーザが1日で持つことができるエネルギーと獲得できるトークンの量を制限するものになります。つまり、一日中歩いたからといって沢山トークンを稼げるわけではないということです。

また、ソロモードならではの嬉しい機能で、ミステリーボックスというものがあります。
ミステリーボックスは、いわゆるランダムエンカウントで、移動中に一定の確率で入手できるものになります。ドロップアイテムとしては、
・ジェム
・スニーカー
・トークン(一日で稼げる上限に達していた場合は獲得できない)

このミステリーボックスは一人4つまで所有できます。

マラソンモード

イベントのようなモードになっており、毎週開催されるウィークリーマラソンと毎月開催されるマンスリーマラソンがあります。

■ウィークリーマラソン
2.5km, 5km, 7.5kmのいずれかを選択できますが、一度の参加につき一種類の選択となります。

■マンスリーマラソン
5km, 10km, 15kmのいずれかを選択できますが、これも同様に一度の参加につき一種類のみの選択となります。

バックグランドモード(開発中)

スマートフォン・スマートウォッチなどのヘルスデータを扱う機能(GPS等)から直接歩数をカウントできます。ただし、上限は3000歩までです。(少ない・・・)

一日に稼げるトークンの上限は決まっていますが、このバックグランドモードはその上限に影響を与えない為、バックグランドモードを使用する前に稼げるトークンの上限が到達していても問題なくトークンを稼ぐことができます。

また、もう一つのメリットとして、稼ぐ際に通常はエネルギーの消費、スニーカーの耐久性の劣化が生じるのですが、このモードであればどちらも消費せずにトークンを稼げます!

スニーカーについて

前述の通り、アプリを使用するためにはデジタルスニーカーを購入する必要があります。
そのスニーカーには4つのパラメータがあり、それぞれのスニーカーに対して特徴を設けているようです。

スニーカーのパラメータ

  • Efficiency
    このパラメータが高いほど、GSTトークンの取得効率が上がります。
  • Luck
    このパラメータが高いほど、ソロモード中のミステリーボックス出現率が増加します。
  • Comfort(まだ開発中)
    このパラメータが高いほど、GMTトークンの取得効率が上がります。
  • Resilience(回復力)
    このパラメータが高いほど、スニーカの耐久力が上がり、修理費が安くなります。
    スニーカーの耐久が一定値を下回るごとにペナルティがかかり、トークンの取得効率が下がります。

上記を総括すると、なるべく手短にトークンを稼ぎたい場合、EfficiencyとResiliencenのパラメータが高いスニーカーを選ぶ方が良さそうです。

スニーカーの種類

スニーカーの種類によって歩く・走る最適速度が決められているため、効率よくトークンを稼ぐためにはスニーカーに合わせた速度で移動しなければいけません

種類最適スピード取得トークン
Walker1~5(km/h)4(GST/Energy)
Jogger5~9(km/h)5(GST/Energy)
Runner9~15(km/h)6(GST/Energy)
Trainer1~15(km/h)1~6.25(GST/Energy)
種類別の特徴

スニーカーの品質・レベル

スニーカーには品質のパラメータもあり、各品質において、スニーカーのパラメータ設定値のMin値、Max値が規定されます。以下の表がスニーカーの品質です。

下に行くほど品質が高く、品質が高いほど全てのパラメータが底上げされるため、効率よくトークンを取得することができます。
また、GSTトークンを消費してスニーカーをレベルアップしてスニーカーのパラメータを向上させることができます。レベルアップした際に割り振ることができるポイント数もスニーカーの品質により異なり、以下の表にまとめています。

品質Min値Max値レベルアップ
の取得ポイント
Common1104
Uncommon8186
Rare15358
Epic286310
Legendary5011212
スニーカーの品質

ジェムについて

ジェムとは、スニーカーにつけるかざりのようなもので、各パラメータ値を向上させるアイテムとなります。ジェムの種類によって向上するパラメータが決められています。
ただし、ジェムを使用するためには、ジェムを装着するためのソケットが必要で、スニーカーが一定のレベルに到達していないとソケットが解放されません。ソケットにも品質があり、品質が高いほどジェムの効果を高めることができます。

(今回は初心者に向けた説明をメインとしているため、細かい話については割愛します)

  • Yellow
    Efficiencyのパラメータを向上
  • Blue
    Luckのパラメータを向上
  • Red
    Comfortのパラメータを向上
  • Purple
    Resilienceのパラメータを向上

また、同じ種類、同じレベルのジェムが3個ある場合、GSTトークンを消費してジェムをレベルアップ(最大レベル9まで)することもできます(後日詳細は追記予定)。

スニーカーの生成

シューミントイベントというものがあり、所有している2つのスニーカーを元に新たに1つスニーカーを生成することができます。(所有しているスニーカーは2つとも耐久力が最大出なければなりません)

生成できる回数は、1つのスニーカーにつき最大7回です。
生成されるスニーカーのパラメータは、元となる2つのスニーカーのパラメータに影響されます。(いいスニーカー同士を掛け合わせるといいスニーカーになりやすい

所感

2022年に入ってからSTEPNを初めて知り、自分なりに調べたことを纏めてしました。個人的な考えですが、STEPNでお金を儲けるためには、以下の2通りでスニーカーを選ぶべきだと思います。

  • Efficiency, Resilienceのパラメータが共に高いスニーカー
  • Luckのパラメータが飛び抜けて高いスニーカー

Efficiency, Resilienceが共に高いスニーカーであれば、歩くことで効率よくトークンを取得できます。どちらか一方が長けているだけでは、効率が悪くなるためおすすめではありません。

Comfortパラメータは、Efficiencyと同じトークン(GMT)を稼ぐ指数になっていますが、現在システム開発中で、今後どのような設定変更があるか分からないため、重視しなくてもいいです。

また、2022年2月現在、ウクライナ問題で仮想通貨のボラティリティが大きく相場が不安定なため、しばらくの間は静観した方が良さそうです。システムも改良中のため、仮にいま始めるとしても少額からスタートするのが良さそうです。

まとめ

今回はSTEPNの紹介をしました。仮想通貨に興味があるけど、なかなか始められない方や、健康になるために継続的な運動をしたい方におすすめのサービスになります。
現在、ウクライナの事情(ロシアVSアメリカ)のせいで株価ももちろんですが、仮想通貨においてもボラティリティが大きく不安定な相場となっています。
今すぐ始めるのは良くないと思いますので、情勢が落ち着いてからSTEPNを始めてみてはいかがでしょうか。また、新たなサービスのため、STEPNのサービス内容はこれからも変化していくことが予想されますので、定期的にホームページからアップデート内容を確認するようにしましょう!

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shota_py
メーカー勤務のエンジニアです。 自分の趣味である、「電気回路」、「ガジェット」「株式投資」、「Python」に関する記事をつらつらと書いています